ダブル水冷式にするほどゲーミングPCって高負荷なのか?

ダブル水冷は夏場に大きな差を感じることができる!

ゲームをパソコンでプレイする人にとって一番の問題が熱処理になります。負荷の高いゲームをやるとCPU、GPU温度は急上昇して動作に影響を与えてきます。そこで一般的にCPUクーラーは空冷式が多いですがより冷却性能を高めた水冷式にする人も珍しくありません。

 

そしてパソコンの中にはCPUだけでなくグラフィックカードまで冷却性能を高めるダブル水冷式といった方式があります。このダブル水冷の特徴とゲーミングPCに果たしてダブル水冷は必要なのか?といった疑問にお応えしていきます。

 

まずダブル水冷とはCPUだけでなくGPUも水冷式にして冷却効果を高めるカスタマイズになります。

 

CPUクーラーはCPUと分離されているので自由に付け替えができたりします。しかしグラフィックカードになると空冷ファンが最初から取り付けされているものが多くあまり水冷式グラフィックカードというのは聞きません。しかし技術の進化によってグラフィックカードにも水冷クーラーを取り付けるする機種が現れました。

 

水冷は空冷よりも高い冷却効果、静音性を期待できる冷却方式です。しかしいくら負荷が高いゲーミングPCでもダブル水冷は必要なのでしょうか。

 

結論として予算に余裕があるならダブル水冷もありです。
パソコンで最も熱を出す部分はCPU、GPUです。この部分が高温になると自動で性能を引き下げます。しかしダブル水冷にしておけば確実に安定した冷却効果を期待でき、安定したパソコン動作を手に入れることができます。

 

外気温も冷たい冬場ではそこまで恩恵を強く感じることは少ないですが夏場の暑い季節になるとかなり重宝します。夏は外気温も高く空冷式だと吐き出す風も生温たかいものとなり温度管理が悪くなります。またCPUに負荷をかけるオーバークロックを行う場合はより温度上昇が激しくなります。こういったケースでもダブル水冷は力を発揮してくれます。

 

安定した温度管理ができているとCPU、GPUの性能はワンランク上がると言われています。なので現状スペックで最大限の性能を発揮させたい場合、ダブル水冷方式はありです。

 

欠点として水冷式は冷却水を使用しています。万が一液漏れしたりするとパーツにかかってしまい故障の原因になります。液漏れする大きな原因がパソコンを小まめに移動させる人、小まめに掃除をしたりパーツ交換をする人です。もし知識がなく心配な場合は空冷式にしておくのが無難。

 

空冷式でも夏場以外はしっかりと冷却をしてくれます。夏場は部屋が暑ければクーラーをかけて外気温を下げてあげるとCPU、GPU温度も適切に管理することができます。